患者さまのさまざまな症状・状態に併せてリハビリを行っています。機能回復、活動性の向上、介護量の軽減を図っています。その一部をご紹介します。
① 足関節の運動・立位時や歩行時に大事な関節です。
・歩行時につま先が上がらないとチョッとした段差に引っかかり易いです。
・麻痺側や寝たきりでの尖足を予防します。
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② 股・膝関節の運動・股関節の柔軟性を高めます。
・膝の屈伸運動を抵抗させながら動かしたり介助して動かしたりします。
・おむつ交換などがし易くなります。
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③ 下半身の捻り運動・腰部や股関節周りの柔軟性を高めます。
・高齢や寝たきりになると身体を捻る事が少なくなり、筋肉の柔軟性が低下しますので予防します。
・寝返りの練習・体幹部の拘縮予防にも重要です。
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④ ブリッジ運動(お尻上げ)・殿部・下肢後ろ面の運動です。
・筋力低下や運動不足になると血流が悪くなりますので予防します。
・寝たきりでおむつやズボンを穿かせるのが楽になります。
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⑤ 座位・立位訓練・座位保持訓練や座位バランス訓練、立位訓練等も状態に併せながら行います。
・その他、肩関節の運動や手指の関節拘縮予防等も行っています。
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